伝統染織工芸会

「喜如嘉の芭蕉布 展」 人間国宝・平良敏子

  • 九寸「煮綛  福木染 花もじり織」平良敏子b
  • 九寸「風車 Ⅱ」平良敏子b
  • 着尺「赤染コーザー二玉ハチジョー」平良敏子b

【東京会場】 6月 5日(木) ~  8日(日)
銀座かねまつホール 5階にて
【大阪会場】 6月13日(金) ~ 14日(土)
グランフロント大阪 北館
地下2階 ルーム6にて
【福岡会場】 6月19日(木) ~ 21日(土)
エルガーラ 7階 多目的ホールにて
【名古屋会場】6月28日(土) ~ 29日(日)
ウインクあいち 7階 702号室にて

芭蕉布とは、
多年草の糸芭蕉からとった繊維を細く裂いた糸で織り上げる沖縄特有の布。
絹でもなく麻でもない、独特のシャリ感を持ち肌に触れるとヒンヤリとした質感で「蝉の羽」のような美しい布。
13世紀頃にはすでに織られ、王族から庶民まで沖縄の人々に長く愛されてきました。

「今時こんな美しい布はめったにないのです。いつ見てもこの布ばかりは本物です。
その美しさの由来を尋ねると理の当然であって、どうしても美しくならざるをえないのです。」日本民藝運動の創始者である柳宗悦は、昭和18年に刊行した「芭蕉布物語」の中でこのように記し、その制作過程をも含めたすべての美に賛辞を贈りました。

太平洋戦争後、多くの文化遺産同様に芭蕉布の伝統も跡絶えそうになりましたが、平良敏子氏と喜如嘉の女性達の情熱と努力によって復興されました。
この「喜如嘉の芭蕉布」は、1974年に国の重要無形文化財に認定されました。
さらに2000年、喜如嘉の芭蕉布保存会の会長として、その伝承と後進指導が評価された平良敏子氏も個人としての重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。

黄色や赤、緑に地色を染めた煮綛(にいがし)芭蕉布といわれる貴重な作品を始め30余点の作品を展示いたします。また、柳宗悦氏の著書である「芭蕉布物語]や芭蕉布の裂地などの参考品も特別展示されます。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。