伝統染織工芸会

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「 人間国宝 玉那覇有公 展 」 ~ 琉球藍型の美 ~

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【東京会場】 銀座かねまつホール 5階 (東京都中央区銀座6-9-9)
期間 9月8日(金)~10日(日)
時間 10:30~18:30(最終日は17:00まで)

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【大阪会場】 グランフロント大阪 タワーB10階ルームB07 (大阪府大阪市北区大深町3-1)
期間 9月15日(金)・16日(土)
時間 10:00~18:00(最終日は17:00まで)

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【福岡会場】 警固神社 神徳殿(福岡県福岡市中央区天神2-2-20)
期間 9月21日(木)~23日(土)
時間 10:00~18:00(最終日は17:00まで)

 

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「琉球紅型」は、沖縄を代表する染織工芸です。14~15世紀頃にすでに制作され「形附(けいふ)」と呼ばれました。琉球紅型の中で藍の濃淡のみで文様を表現したものを、とくに「藍型(えーがた)」と呼びます。琉球紅型は、琉球王府の庇護のもと王族・氏族の礼服や踊りの衣装として発展しました。首里には多くの紅型を制作する家があり、王朝時代からの伝統技法を伝承してきました。

明治維新により琉球王国が解体され、紅型は急速に衰退します。また、先の大戦で沖縄は大打撃を受けます。戦後の混乱の中、代々の紅型製作の名家・城間家の14代故・城間栄喜氏が精力的に紅型の復興に努めます。

栄喜氏の娘の道子氏と結婚した玉那覇氏は栄喜氏の元で技術習得に励みました。紅型の制作は、一つ一つの工程が神経を使う 熟練を要するものですが、玉那覇氏は天性の才能と日々の努力で、多くの技術を習得してゆきます。

玉那覇氏は紅型の伝統的な図柄だけでなく、野山にスケッチに出かけ、オリジナルの作品を制作し展覧会に出品。その作品は、沖縄の伝統工芸から芸術作品へと進化し、数々の賞を受賞しました。

そして1996年に「紅型染」で初めて国の重要無形文化財(人間国宝)に認定されました。

その後も紅型の発展と継承に努め、2000年の九州・沖縄サミットが首里城で行われた際には、沖縄の人間国宝の代表として、紅型制作の実演を行いました。

この度の展覧会では、玉那覇有公氏の紅型の技法の中の「藍型」に焦点をあてた初の展覧会です。「藍型」は、藍のみという単色であるがゆえに、「デザイン・型紙・染」の全てにおいてより鋭い感覚や高度な技術が求められます。今回の展示会を通して、多くの方に作品をご覧いただき、「紅型」そして精緻な「藍型」の魅力を知って頂ければ幸いです。