伝統染織工芸会

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経済産業大臣指定 「無形文化財 黄八丈」展

  • 山下めゆ作
  • 山下八百子作
  • 山下芙美子作

〔東京展〕--------------------------------

期間:9月7日(金)~9日(日)

時間:10時30分~18時30分

(最終日は17時まで)

場所:銀座かねまつホール5階

東京都中央区銀座6-9-9

〔福岡展〕------------------------------

期間:9月20日(木)~22日(土)

時間:10時~18時(最終日は17時まで)

場所:警固神社 神徳殿

福岡市中央区天神2-2-20

〔大阪展〕------------------------------

期間:10月5日(金)、6日(土)

時間:10時~18時(最終日は17時まで)

場所:グランフロント大阪 タワーC 8階 ルームC06

大阪市北区大深町3-1

 

 

八丈島は、東京から南に約290㎞に位置し、豊かな自然に恵まれ、島独自の文化を発展させてきました。島の産業として発達した物の一つに織物があります。島を代表する織物「黄八丈(きはちじょう)」は、平安時代後期に始まり、室町時代になると島の貢納布となりました。その後、江戸時代には、品質が認められ幕府の御用品となり、上流階級や裕福な人々に珍重されました。

黄八丈の特徴は鮮やかなその色にあります。全て島に自生する植物で染められた「黄・樺(かば) (茶)・黒」の三色で構成され、まさに島の豊かな自然を映す織物です。黄色は八丈刈安と呼ばれるコブナグサ、茶色は樺の木の樹皮、黒は島特有の鉄分を多く含んだ泥(土)によって染められます。

黄八丈の名家「山下家」は、今も島の自然の「色」にこだわり、天然染料で糸を染め制作を続けています。その功績を認められ、昭和52年に今上天皇と美智子様、昭和57年に昭和天皇が山下家を行幸されます。また山下氏の話に感銘を受け、宮中の皇后御親蚕より特別な蚕「小石丸」をお譲りになりました。そして昭和59年に山下めゆ氏、昭和61年に山下八百子氏が東京都指定無形文化財保持者に認定されました。今回の展覧会では非常に貴重な 故・山下めゆ氏、故・八百子氏の作品、そして現在の当主で、めゆ氏の孫の芙美子氏の三代にわたって織り継がれている、それぞれの逸品を特別展示致します。